(↑大忙しな引っ越し作業が続いていても、お昼には「ピクニックでのんびりしましょ♪」と言って公園まで出かけていきます。確かに芝生の上でランチして、しっかりリフレッシュするとまた頑張れる…フランスでは「オン」するための「オフ」の大事さを実感することが多々あります。^^)
フランスでは日曜大工(ブリコラージュ)が大好きな人が多い…ということを聞いてはいたけど、初めてフランスに来た時に「まさに…!!!」と驚いた記憶があります。
ガラクタ市でアンティークを買ってきてリメイクしたり…
代々受け継がれてきた家具を修理しては、大事に使っていたり…
テレビを見ていても、リフォームの仕方やヒント、庭のデザインや植物の扱い方をテーマにしている番組が結構あります。しかも専門家がすべてやるのではなく、必ず一般の人(家主)が作業をしてる…
お休みやバカンスがしっかり確保できるからこそ、「え、こんなことまで??」みたいなこともできちゃうのだと思います
で!!このたび、私もブリコラージュをどっぷり堪能しました^^。
ピエールママとパパが7月に「数日前にイイもの見つけてね、買ったの~♪」と言って見せてくれたのが、“家”!!!!!!
びっくりしすぎて、腰が抜けそうでした…
それからは雑誌やIKEAで家具を選んだり…ホームセンターでペンキやらいろいろ必要な器具を買ったりしながら鍵の受け渡し♪
その後、絨毯はがし、ペンキ塗り、家具やキッチンの組み立てなどなど…洗面所もハンマーでバリバリと解体…^^
そんなこんなで2週間の大改修・改造工事を経て、引っ越しが始まりました。
と言っても、引越し屋さんは来ません。。。
もちろんフランスにも引越し屋さんは存在します。でも人手があるときなんかは、結構みなさん自分たちで行うのも珍しくないそうです。
今回も友達のお父さん、友達の友達、近所のおじさん・・・いろんな人が手伝ってくれたり、車や道具を貸してくれたりしました。
それでもこの家、アンティークや装飾品、鉢植えの数が半端なく多いので(と、私は思ってます。)、すべての引っ越しを終えるのに、丸3日かかりました。。。
とても大変な数日間ではありましたが、同時にいい思い出になりました♪
よ~く見ると、ペンキの色がはみ出していたり、釘を打ち間違えたりした後が残っていたり…と、「あらら…」という場所も無きにしも非ずです。^^;
でも、住み心地や家に対する愛着は、業者に頼むより何倍も大きくなるんじゃないかなと思います。
パパママに教えてもらったのですが、フランス語のちょっとした違い(冠詞・形容詞)で人生観が大きく二つに
分けられるそうです。
・réussir dans la vie
・réussir dans sa vie
ざっくりと訳せば、どちらも「人生で成功する」という意味になります。
でも前者がキャリア上・経済的な成功(スターや医者、弁護士、コンサルとか)を意味するのに対し、後者は家庭内(仕事外)での充実を意味するそうです。
人それぞれの考え方があると思いますが、パパママは後者の考え方…。
柔道の講師である彼は、自分の大好きなことを職業にしながら、夏休みは約2か月…と人生楽しんでます^^。
だからなんでもモノやサービスにお金を費やすというよりも、掘り出し物を見つけてきては自分で手を加える…ということになるんだと思います。きっとフランスでは珍しくないこと。。。
日曜大工が盛んなことや、引っ越しをいろんな人の協力を得ながらでも自分たちでやることが可能なのは、ここらへんに答えがありそうです。。。
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